エアコンのお手入れ

■エアコンのお手入れ

 エアコンは冷房・暖房を問わず本体に内蔵のファン(羽根)を回して熱交換器の熱をお部屋に循環することでその能力を発揮します。

ファンを使った製品はエアコンに限らず製品本体の主要部分にホコリを混入させないため製品の前面にフィルターを設けています。

従って使った時間だけフィルターにはホコリがたい積しています。

この時期、風を入れたいためガラス窓を開け、網戸をご利用になられるお家も有るかと思います。しかしその網戸にホコリが目詰まりしてしまっていては、期待している程の風が入りにくいことが有ります。

それと同じで、エアコンのフィルターがホコリで目詰まりすると、熱交換の効率が悪く、使用する我々も不快ではありますが、相当な電力を無駄にしていることになります。

最近になって一部のメーカーでは運転時間の合計値で自動でフィルターのお掃除をするエアコンが発売されています。

とてもありがたいことですが、キッチンなどの油が原因で自動に動作してもホコリが固まって除去できない場合があります。

いずれの機種もこの機会に点検してみてください。

尚、自動の場合でフィルターが目詰まりしている場合は、ロボットを壊してもつまらないので、専門業者にご相談してください。

【雷がなったら】

 エアコンに限らずですが、まさか冷蔵庫のコンセントは抜けません。しかしシーズンオフのエアコンはコンセントからプラグを抜いておいてください。ある程度の落雷事故が防げています、またプラグを抜くことで待機電力の節電にもつながります。

■扇風機のお手入れ

 時々はモーターケースの上部を手で触れてください。複数台あればその温度の違いを感じてください。

回転摩擦を少なくするためにモーターの構造にメタル(軸受)と言った部品が構成されています。これが摩耗や不具合を起こすことで、摩擦係数が高まり発熱いたします。

特に長く使用せずに納戸にしまってあったものは要注意です。

電源プラグを外した状態で羽根を軽く回転方向に押してみてください。少しは加速を感じて回転するなら良しとして、それとは逆に直ぐに停止するのは問題です。

 あまり古い製品ですと摩擦が原因でモーターに過大な電流が流れ、コイルが過熱、モーターが熱くなります。さらにこのまま使い続けるとコイルの絶縁不良からモーターが炎上したことが幾例も有ります。

シーズン終了時はガードを外し、モーターから羽根も外してください。特に羽根の外周りをきれいにしてください。羽根の端にホコリが付着すると角(かど)が無くなり空気を切る効率が悪くなり風が弱くなってしまします。

Willful gunny

過去から現在の出来事を実体験から解説しています。

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