豊洲それとも築地

今日もテレビのニュースでは豊洲にするか築地にするかの報道がなされている。報道の趣旨は、築地を再整備した場合と、そのまま豊洲移転した場合の費用の比較にあった。

でも、都民でもない私が第三者感覚で、声にするとすれば豊洲は盛土がされなかった時点でNGである。

この度の地下水の井戸が豊洲の敷地内に70か所以上有ること自体、不安を連鎖していると考える。そもそも全国の卸売市場には地下水のモニタリングが義務づけられているのでしょうか、もし豊洲だけの話なら、工事関係者らは、地下水の汚染は既に織り込み済みであることが裏付けされる。

元の所有者の東京ガスが、土壌の汚染を理由に販売を拒んだ経緯は、百条委員会によって明らかにされている。しかし、土壌汚染対策を施せば解決できるものと586億円もの費用を負担したことも同時に明かされた。

そうであるからこそ、汚染された土壌を入れ替え、当初の技術者会議の通り盛土を実施するべきでは無かっただろうか。

返って、地下空間にしたことで、汚染水の砦だ、とか耐震性も問題ないと評価はまちまちだが、地下空間とやらに水が溜まるような施設は普通ではないでしょう。

何度、地下水のモニタリングをしても、その水で魚を洗うのでないなら、特別な費用を掛けてまでのモニタリングもその井戸も不必要ではないだろうか。

昨年の移転は地下水の検査結果を待つことで延期されたのではなかったのか。さらに、9回目の調査も、最悪の結果が確認された以上、どこに合理性を見つけるのか、費用のことをさて置くことが可能なら、答えは一つしかないはずだ。

Willful gunny

過去から現在の出来事を実体験から解説しています。

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